ハトムギにはうれしい効果・効能があると評判です。

ハトムギと言えばハトムギ茶が有名で、健康や美容に良いとされ、化粧水などにも利用されているようです。

実はハトムギはたん白質、食物繊維、カルシウム、ビタミンなど、体にいい成分がたっぷりと詰まっているんです。

そこで、今回は、ハトムギの効果や効能について紹介します。



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ハトムギについて

ハトムギという名前はハトムギの実を鳩がよく食べていた事から明治以降に付けられたものだそうです。

ハトムギは昔から優れた栄養食品として知られていた!

原産国は南アジアでイネ科に属します。中国を介して日本に伝わってきました。

インド辺りでは紀元前1500年頃には、すでにハトムギの栽培が行なわれていたと言われています。それから、1500年以上経って中国に伝わってきました。後漢時代の頃です。

日本に伝わった時期は定かでなく、色んな説がありますが、江戸時代は盛んに栽培が行なわれ、飢饉などの災害に非常食として活用された記録が残っています。

ハトムギは精米に比べて2倍以上ものたんぱく質や、約8倍もの食物繊維を含み、そのほかにも脂質やカルシウム、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2などを豊富に含んでいます。体に必要な栄養素を豊富に含んでいるため、健康維持をサポートします。

明治17年、当時の厚生省がハトムギを栄養食品として推奨しています。

このようなことから、いかにハトムギが健康に良いのかが分かります。

ハトムギの食べ方

ハトムギの食べ方で有名なのは「ハトムギ茶」として飲む事です。

ハトムギは、そのまま穀物の一つとして食べる事もできます。実際、食べるための商品も多く販売されています。

ただ、現在、一般的に利用されているのは、お茶の一つとして「ハトムギ茶」として飲むことです。

また、漢方薬の「ヨクイニン」としても多く利用されています。

ハトムギから作られる漢方「ヨクイニン」

ハトムギから漢方薬として使われる「ヨクイニン」が作られます。

有名な漢方薬「ヨクイニン」はハトムギの殻を取り除いて、乾燥させたもので生薬として活用されています。

現在、第三類医薬品として市場に出回っています。

ヨクイニンは体内の溜まった水分を体外に排出して、むくみを解消してくれると言われている漢方です。

また、神経痛やリウマチの鎮痛作用があり、日焼けやシミ、ソバカスなどの予防をするなど美容効果の方でも最近は、注目されています。

参考:薏苡仁湯(ヨクイニントウ): ツムラの漢方処方解説

ハトムギ(ヨクイニン)の効果・効能

ハトムギの効果や効能については、さまざなな説が言われています。

ここではその中からいくつか紹介します。

※諸説あるのでその効果・効能について保証しているものでは有りません。

イボを取り除く?

ハトムギには「イボ」を取り除くと言う説もあります。

ハトムギの成分である不飽和脂肪酸のコイクセノライドがその効能を持っています。コイクセノライドには抗腫瘍作用、抗ウイルス作用があります。

若い人の顔にできるイボや年寄りの硬くなったイボを取り除く効果があります。

このような時は、濃く煮出したハトムギ茶を飲むと効果的だと言われています。

但し、ハトムギ(ヨクイニン)には、「イボ」に対する効果の根拠はないとする意見もあります。

参考:イボに効く、というヨクイニン。肌荒れにも効果あり、という話はウソ?!本当!?追記あり
参考:ハトムギは本当にイボに効果がありますか?

ただ、ハトムギ(ヨクイニン)は漢方なので、即効性はないにしろ何らかの働きがあることも否定できないようです。

デトックス効果(利尿作用)

ハトムギには利尿作用でむくみ改善などデトックスに効果が有ると言われています。

デトックスとはdetoxificationの略。浄化とか解毒という意味です。従ってここでいうデトックス効果とは、体内に溜まった有害物を外に排出する健康法のことです。

体内にある余分な水分や便秘などが原因で腸に貯留してしまった便は、老廃物を体内に留まらせてしまいます。

その結果、血行不良を起こしやすくなり、冷えやむくみ、肩こり等の原因になります。

ハトムギには食物繊維がたくさん含まれているため、体内の有害物を食物繊維に吸着させ、便の中に排出させる効果があります。

また、ハトムギの利尿作用はむくみの改善、尿路結石などの結石の排出に効果的です。

また、漢方薬「ヨクイニントウ」の働きとして「・・・体にたまった水分をさばき、痛みを取る作用があり・・」とうたわれていることからも、デトックス効果について期待できると思われます。

参考:NHKきょうの健康 漢方薬事典 改訂版

生活習慣病の予防・改善

ハトムギには生活習慣病を予防・改善すると言われています。

ハトムギには9-ヒドロキシオクタデカン酸という成分が含まれています。

この成分は肥満を予防、また、ブドウ糖の利用を促進する効果があるので糖尿病の予防、改善にも期待できます。

糖尿病は色んな色んな生活習慣病を作りだすため、糖尿病の発症を抑えることは生活習慣病の予防に結びつけることができます。

また、血中コレステロールの低下にも有用です。

参考:ハトムギ(わかさ生活)

美肌効果

ハトムギには肌トラブルを防いで美肌へ導く働きが期待できます。

ハトムギに含まれるコイクセラノイドは肌の角質の細胞を活性化させ古くなった角質を除去し、新しい角質の生成を促進する作用があります。

この他にも、ハトムギのデトックス効果はシミやニキビの発生を抑え、艶やかな美肌を作り出します。

抗アレルギー作用?

ハトムギにはアレルギーを防ぐ働きがあると言われています。

アレルギーの原因物質であるヒスタミンの作用を抑制します。

そのため、花粉症を予防したり、アトピー性皮膚炎の症状を緩和する働きがあると報告されています。

ハトムギ(ヨクイニン)の副作用

ハトムギ(ヨクイニン)の副作用について説明します。

ハトムギの成分であるヨクイニンは漢方薬の材料にもなる生薬です。

漢方薬の場合は第三類に分類されています。

一般医薬品より作用は穏やかなものが多いと言われていますが、医薬品に分類されている以上、何だかの副作用もあるので注意が必要です。

どんな副作用が有るのでしょうか?

副作用は次のようなものが考えられます。

人によっては、胃の不快感や食欲不振、吐き気などを催します。また、動悸や不眠、発汗過多などもまれにみられます。つらいときは、早めに受診してください。

重い副作用はまずありませんが、配合生薬の“甘草”の大量服用により、浮腫(むくみ)を生じたり血圧が上がってくることがあります。「偽アルドステロン症」と呼ばれる症状です。複数の方剤の長期併用時など、念のため注意が必要です。

引用元:おくすり110番

ハトムギは食物繊維が豊富で便秘気味の人には便通が改善されるのですが、消化器系がデリケートな人は飲み始め、下痢の症状がでることがあります。

このような場合、箱などに表示されている量より少ない量から飲み始めて、様子を見ながら常用量まで増やしてみましょう。少量でも便が緩くなってしまう人は、服用を中止します。

その他に、胃部不快感、痒みやじんましんなどが出た場合も中止し、医師や薬剤師に相談しましょう。

常用量を守っていれば、ほとんど副作用が出ることはありませんが、個々の体質の違いによってはまれに出てしまうことがあります。

ハトムギ茶を使って化粧水を作ってみる!

ハトムギは美肌効果があり「ハトムギ化粧水」が良いと言われています。

市販されているハトムギ茶のティ―パックを利用して「ハトムギ化粧水」を作ってみましょう。

作る手順は次の通りです。

  1. ハトムギ化粧水を作るのに必要なものを用意する
  2. ハトムギ茶パックからエキスを抽出する
  3. 抽出エキスにグリセリンと精製水を混ぜて完成

ハトムギ化粧水を作るのに必要なものを用意する

ハトムギ化粧水を作るのに必要なものを用意します。

必要なものは主に次の様なものです。

用意する物
  • ハトムギ茶パック(数パック)
  • アルコール(ホワイトリカー、無水エタノールなど)
  • エキス抽出用の瓶など(透明だと色が分かりやすい)
  • 精製水
  • グリセリン
  • 化粧水の容器

ハトムギ茶パックからエキスを抽出する

ハトムギ茶パックからエキスを抽出します。

ハトムギ茶パックを、梅酒など作るときに使う「ホワイトリーカー」や薬局で買える「無水エタノール」などのアルコールに浸けてエキスを抽出します。

一番、いいのは無水エタノールですが、消毒用エタノールでも70%程度はありますので、お酒類よりは良く抽出されると思います。

使うハトムギ茶パックの数は、飲用するのではないため、抽出濃度を厳密にする必要がありません。おおまかには、濃い目にエキスを抽出するつもりで(4~5パック程度)を使用しましょう。

数日間、ハトムギ茶のパックを漬け込むわけですが、色が濃い茶色になればOK。

大まかな漬け込む期間の目安は、【2週間】です。

パックの数、エタノールの濃度の濃さ。温度で抽出時間は随分変わるので、エキスの色で判断します。

何度か作れば、コツはわかってくるので、作る時に温度、エタノールの量、ハトムギ茶パックの数などを記載しておきましょう。

抽出エキスにグリセリンと精製水を混ぜて完成

抽出したハトムギエキスを使って化粧水を作ります。

用意した化粧水用容器に、抽出したハトムギエキスを入れそれに、精製水とグリセリンを入れて混ぜたら完成です。

ハトムギ化粧水を「100cc」作る場合
  1. 化粧水用の容器を準備(100cc以上)する。透明なガラス容器が便利。
  2. 抽出したエキス(10cc)、グルセリン(5cc)を容器に入れる
  3. その容器に精製水を「100cc」入れて混ぜる
  4. 出来れば長持ちさせるために煮沸消毒する(煮沸消毒しない場合は一週間程度で使い切る)

まとめ

ハトムギの効果・効能について解説しましたが、いかがでしょうか?

ハトムギにはさまざまな効果が期待できる健康食品と言えます。

特に、むくみ解消(利尿作用)、美肌効果など女性にもうれしい働きが期待できます。

ただ、「イボ」に対する効果は確実なデータはないようです。



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