朝日を浴びるのが効果的だと耳にしたことはありませんか?
実は朝日には、心にも体にも沢山のうれしい効果をもたらしてくれるんです♪
そこで今回は、朝日を浴びる効果にクローズアップ!
どのような効果があるのか、詳しく解明していきましょう。
つい夜更かししてしまう方、なんとなく元気が出ない方、朝日でパワーをチャージしてみませんか?♡
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朝日を浴びる効果
それでは、朝日を浴びたときに得られる効果をみていきましょう。
不眠症の解消
朝日には現代の多く人を悩ませる「不眠症」を解消する効果があります。
その理由は、「メラトニン」と呼ばれるあるホルモンの働きにありました。
朝日を浴びることで、体内時計がリセットされます。すると眠りに誘うホルモン「メラトニン」の分泌がストップ。体は一気に活動モードにスイッチが入ります。
そして、朝日を浴びてから14~16時間後に再びメラトニンが分泌されます。
たとえば、朝7時に朝日を浴びれば、22時から24時くらいのまさにゴールデンタイムに眠気が襲ってくるというわけですね。
寝つきが悪い人や不眠症の人は、このメラトニンの分泌がスムーズに行われていません。
とくに、遅くまで残業をしている人や、パソコンやスマートフォンを使っている人は要注意!
パソコンやスマートフォンから発せられるブルーライトは、目にとって明るすぎるため、脳は昼間だと勘違いしてしまい、メラトニンが分泌されずになかなか眠りに付けなくなってしまうのです。
また、加齢によってメラトニンの分泌量は減少していきます。
年を重ねて眠りが浅くなったり、朝早く目覚めてしまうようになるのはこのメラトニンの減少が原因。
眠れない日々が続いたら、たとえ睡眠時間が少なくなっても、朝起きて太陽の光をたっぷり浴びましょう。
そうすることで、体内時計がリセットさせて夜には眠りに誘うホルモン「メラトニン」が分泌されて、眠りにつきやすくなります。
ポジティブになれる
朝日には、心をポジティブにする効果も秘められています。
その秘密は、“幸せホルモン”と呼ばれる「セロトニン」というホルモンにありました。
セロトニンは脳内物質のひとつ。
セロトニンが分泌されると精神が安定し、感情をコントロールできるようになりストレスに強くなります。
そして嫌なことがあっても引きずらずに、ポジティブに受け止められるようになる効果が。
逆にセロトニンが不足すると、イライラしたり、うつ病などの精神疾患を発症しやすくなってしまいます。
そんな幸せ彫ホルモン「セロトニン」は、朝日を浴びると交感神経にスイッチが入り、分泌量が増加します。
現代はストレスの多い社会。うつ病やうつ症状に陥る人が増加しています。
元気がなくなると夜な夜なネットサーフィンをしてしまって、日中部屋に引きこもりがちになることも。
しかし、そんなときこそ、夜更かしせずに早寝早起きして朝日を浴びることが大切なのです。
「なんとなく元気がでないな」、「うつっぽいな」と感じる人は、まずは早起きして朝日を浴びてみてください。
体内のセロトニンが分泌されて、カラッと明るいポジティブな思考がメキメキと生まれてくるかもしれません。
骨粗鬆症の予防に
太陽光には骨粗鬆症を予防する効果もあります。
美白ブームとなっているここ日本では、女性の多くが紫外線を避けて生活しています。
日やけ止め、日傘、サングラス、手袋、帽子……夏にはこんなアイテムで体中を覆っている女性をたくさん見かけますよね。
しかし、太陽光を浴びないと体内では「ビタミンD」が作られません。
このビタミンDは、骨の材料となるカルシウムなどの吸収をサポートする役割があります。
ビタミンDが足りていないと、いくら骨を強くするカルシウムをとっても吸収されずに終わってしまうのです。
美白ブームの日本では、女性の骨密度が著しく低く、骨粗鬆症になりやすいとされているのです。
とはいえ、オゾン層の破壊によって紫外線の被害は深刻。
太陽光を浴びすぎると皮膚がんのリスクや、シミやしわなどの老化が促進されてしまいます。
そこで、日差しが比較的強くなる11時よりも前の「朝日」がおすすめ!
朝日を適度に浴びて、ビタミンDを増やして、骨を強くしていきましょう。
免疫力アップ
朝日を浴びることは、免疫力の向上の効果が期待できます。
朝日を浴びることで免疫の向上が期待できるのは次のような理由があります。
- 質の良い睡眠をとれることによってストレスが緩和される
- ポジティブになってたくさん笑うようになる
- 朝日で体温が上がる
- 遺伝子に働きかけて免疫力を増強する「ビタミンD」が増える
以上のようなことは、すべて免疫細胞の活性化につながるのです。
免疫力がアップすることで、風邪やインフルエンザにかかりにくくなったり、がんになりにくくなるなど、強い体を目指すことができます。
妊娠力のアップ
朝日には、女性にうれしい妊娠力を向上させるパワーも秘めています。
ベルギーの研究チームは、体外受精を試みた約6000人を対象に研究を実施。
その研究よると、受精前1ヵ月の天候と妊娠率に関係があると発表しました。
太陽光を浴びることでメラトニンが増加しますが、そのメラトニンには抗酸化作用があり、酸化ストレスから卵子を守り、妊娠率をアップさせたという見解を示しています。
また妊娠中に日光を浴びなすぎた場合、生まれてきた赤ちゃんもビタミンDが不足にも繋がります。
骨の形成をサポートするビタミンDが不足していると、頭蓋骨が柔らかくなってしまったり、虫歯になりやすい歯が生えてくるなどが考えられています。
また、産後はホルモンバランスが崩れやすく、いわゆる「産後うつ」になりやすい状態なので、朝日を浴びて自律神経を整えて、ポジティブになることが、予防や緩和につながるでしょう。
女性の社会進出により、結婚や出産が高齢化している現代。不妊に悩む女性が大変多くなっています。
元気な赤ちゃんを宿すため、そして産まれてくる赤ちゃんの健康のため、産後のお母さんの心の元気のためにも、朝日はうれしい効果を発揮してくれそうです。
朝日の効果的な浴び方
朝日を効果的に浴びる方法について紹介します。
朝日を浴びると体にも心にもうれしい効果が沢山ありますが、一体どのくらい、どのようにして浴びたらよいのでしょうか?
そこで効果的な朝日の浴び方を紹介します。
朝日をお浴びる時間は10~30分でOK
季節によって紫外線の強さに違いがありますが、朝日を浴びるのは、10~30分程度でOKです。
軽く外を散歩したり、ベランダに出たり、朝日の差し込む窓際で過ごすなどして、朝日を浴びましょう。
どうしても紫外線が気になる方は、手のひらや足の裏で朝日を浴びてみてはいかがでしょうか。
日中の11時以降は紫外線が強くなってしまいます。
出来るだけ朝の9時くらいまでの爽やかな朝日を浴びるようにしましょう。
サングラスは使わない
朝日を浴びるときにはサングラスは使わないようにしましょう。
眼から入った太陽の光の情報で、体内時計がリセットされます。
朝日を浴びる際は、サングラスは使わない方が効果的だと言えます。
もちろん、しばらく朝日を浴びたらサングラスを使ってOKです。
遮光カーテンはNG
朝日を浴びる効果を得るためには「遮光カーテン」はNGです。
遮光カーテンは夜ぐっすり眠れると思いがちですが、朝日が差し込まないため結果的に睡眠の質を下げるともいわれています。
セロトニンの分泌をスムーズにするためにも、厚手の遮光カーテンはやめて、朝日が差し込むようにしておきましょう。
まとめ
朝日を浴びる効果を解説しましたが、いかがでしょうか?
朝日を浴びると、心もポジティブになり、体にも沢山、良い効果があります。
しかも、朝日は誰でもいつでも無料!。薬に頼ることなく心と体の健康が手に入るので、とってもお得です♡
女性であれば紫外線の害も気になるところですが、浴びる時間や場所を上手く調整しながら、朝日の恩恵を受けていきましょう♪
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