納豆は健康に効果的!だと、よく言われています。

では、納豆にはどのような効果があるのか、ご存知でしょうか?

実際は、その効果について、詳しくはあまり知られていないようです。

今回、納豆の素晴らしい効果と効果的な食べ方について紹介します。

納豆は、その独特の「におい」や「ねばねば」から好き嫌いのある食品ですが、その効果を知れば、嫌いな方も食べたくなるかも知れませんよ!?



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納豆は伝統的な発酵食品

納豆は、ゆでた大豆に納豆菌を入れて発酵させた食品のことです。

納豆には、健康に効果的な素晴らしい成分が入っていると言われています。

古くからスタミナ源として知られていた納豆は戦国時代、武将たちが戦地まで持参したという話です。

食べる地域、食べない地域と分かれており、現在のように日本のどこでも納豆が食べられるようになったのは平成になってからと言われています。

現在は加工技術の向上もあって、臭いを抑えた納豆が市場に出回り、納豆が苦手な人が多い関西の方でも食べる人が増えてきました。

参考:納豆について

納豆と大豆の成分の違い

大豆と納豆は同じ大豆ですが栄養分(成分)には違いが有ります。

納豆の原料は大豆なので、大豆に含まれている成分はもちろん、入っています。

但し、納豆の成分は大豆だけではありません。大豆に納豆菌を添加して発酵食品になったことにより、大豆に「プラスα」が加わってきます。

大豆にも有効成分がたくさん、含まれていて、健康効果に長けているのですが、大豆が納豆になることで得られた「プラスα」とはどんなものがあるのでしょうか?

ビタミンB2

原料の大豆にも含まれているのですが、大豆を納豆にすることでビタミンB2は倍増するようです。

ポリアミン

色んな食品に入っていますが、特に大豆はポリアミンがたくさん含まれています。

ポリアミンは発酵の過程でもどんどん作られていくので、大豆を発酵させて納豆にする段階でさらにポリアミンが増えていきます。

ビタミンK

大豆にもビタミンKが入っていますが、納豆には非常に多く含まれています。

さらに納豆は納豆菌が腸内でどんどんビタミンKを作り出すので、大豆の中のビタミンKとは比較にならないぐらい摂取することになります。

ナットウキナーゼ

大豆にはなく、納豆の独成分でのネバネバに含まれています。

ムチン

糖とたん白質がくっついたもののですが、これが納豆のネバネバの正体です。

納豆だけでなく、山芋、オクラなどのヌメリの成分であり、人間の体の中にも存在します。

納豆の効果

納豆には大豆以上の優れた健康効果がありますが、実際にどのような健康効果があるのか説明します。

納豆菌(善玉菌)が腸内環境を整える

納豆に含まれる納豆菌は腸内で善玉菌として腸内環境を整える働きをします。

納豆菌により腸内環境を整えると体にさまざまな効果もたらします。

特に注目される効果は次の通りです。

納豆菌による腸内環境改善の効果
  • 腸の働きが活発になり便秘を改善する!
  • 免疫細胞が腸でしっかり作られて免疫力が高まる!
  • 栄養がしっかり吸収され体の調子が高まり美肌などにも効果的!
  • アレルギーの緩和や改善が期待!

参考:発酵食品の効果とは?特に食べて欲しいおすすめの発酵食品はコレ!

ナットウキナーゼで血液サラサラ

ナットウキナーゼには血栓を溶かす働きがあり血液サラサラ効果があります

ゆで大豆を納豆菌が発酵させて納豆ができますが、ナットウキナーゼはこの納豆のネバネバ成分に含まれている酵素です。

ナットウキナーゼは、血液の粘りをとり、血液をサラサラにすることで血の固まりをできにくくする効果があります。

これは、血管内に血の固まりなどで詰まる脳梗塞や心筋梗塞の予防効果が期待できます。

また、消化管上部にあるウロキナーゼという、ナットウキナーゼのように血の固まりを溶かす酵素があります。ナットウキナーゼは、このウロキナーゼを活性化させる働きがあります。

このような作用があるため、血圧やコレステロール値を下げることでも役立っています。

ビタミンB2でダイエット効果

ビタミンB2は脂質の代謝を促進する働きがあります。

納豆は、大豆の倍以上、ビタミンB2が含まれています。

脂の多い食事の時はいつもよりは多くビタミンB2を摂ると、脂肪の分解を促進して、ダイエット効果も期待できます。

ビタミンB2はレバーなどに多いので、肉類をあまり食べないという人は、B2が沢山入っている納豆がお勧めです。 

ポリアミンでアンチエイジング効果

ポリアミンは、生体内の細胞の新旧入れ替えを促進します。

つまり、アンチエイジング効果があるということです。

ポリアミンとは?

ポリアミンはウイルスのような微小なものから人間などの生物にいたるまで、細胞を持っている生物に含まれている成分です。

生命を維持していくのに欠かせない成分であり、特に納豆などにたくさん含まれています。
  
ポリアミンはアミノ酸のアルギニンやオルニチンが原料で、生体内で生成されています。        
ポリアミンは20歳前後で早くもピークを迎え、その後は加齢とともに減少していきます。ポ
リアミンの減少は老化を促してしまいます。

ポリアミンは動脈硬化を予防

ポリアミンのアンチエイジング効果(細胞の新陳代謝など)で血管や臓器の細胞をイキイキとさせ、動脈硬化や臓器の老化を予防します。

また、年齢とともに増える活性酸素の産生を抑えることでも、生体の老化や炎症を予防します。

ポリアミンはシミやシワを予防

ポリアミンはシミやシワを予防が期待できます。

肌や髪に潤いを与え、健康的な状態を維持するには、細胞の新陳代謝が活発であることが必須
ですが、ポリアミンは細胞の新陳代謝を促す作用があります。

ビタミンK2で骨粗鬆症予防

ビタミンK2は、骨を強くするビタミンです。

ビタミンKはビタミンK1とビタミンK2があり、納豆はビタミンK2が豊富に含まれていま
す。

納豆をよく食べる高齢者とそうでない高齢者の骨折の頻度も明らかな違いがあるという報告があります。

参照URL:http://finedays.org/natto/nattovitamin.html

ムチンは粘膜を保護の働き

粘膜を保護する作用があるため、胃炎や胃潰瘍の予防に効果があります。

また、ドライアイの予防にも役立ちます。

涙は油層・水層・ムチン層の三層になっています。パソコンやゲームなどで瞬きをあまりしない、あるいは加齢によって涙が減少すると、ドライアイになりやすくなります。

納豆などに含まれているムチンは目の角膜に一番近いムチン層の成分なので、ドライアイ予防に非常に効果的です。

納豆の効果的な食べ方

ちょっとした工夫で納豆の成分を有効に働かせて、さらなる健康効果を得ることができます。

納豆は「夜」食べよう

納豆は「夜」に食べると更に効果アップが期待できます。

納豆って、朝、食べることが多くないですか?

旅先の旅館でも朝食に出されることが多いですよね。

でも、納豆は朝ではなく夜、食べられることをお勧めしたいのです。

健康や美容に更に良い効果をもたらすこと間違いなしです。

ナットウキナーゼは夜に、活性化!

ナットウキナーゼの血液をサラサラにする効果は10~12時間、効果が持続すると言われています。

また、頭などに血の固まりができやすく脳梗塞などになりやすい時間帯は就寝してから、6~8時間後と言われています。

この脳梗塞などを起こしやすい時間帯に合わせて、納豆を食べる時間を考えれば、夕食が良いことが分かります。

朝食後ではその時間帯には、ナットウキナーゼの効果は消失しています。

このようなデータから夜に食べられることをお勧めします。

アルギニンは夜に活性化する成長ホルモンの分泌促進

成長ホルモンは就寝について、約3時間で成長ホルモンの分泌が始まります。

成長ホルモンは、脳下垂体前葉から分泌されるホルモンです。

一生、分泌されるホルモンであり、身長を高くするだけでなく、筋力アップ、バストアップ、若々しい肌や髪、脂肪分解促進、骨の脆弱化予防など、健康から美容方面にまで良い効果をもたらします。

夜、食べた納豆に含まれているアルギニンが、就寝中に分必される成長ホルモンを増産します。

納豆はできるだけ常温で!熱に弱いナットウキナーゼ

納豆に含まれるナットウキナーゼやムチンなどは熱に弱いので常温で食べるのが効果的です。

納豆を使ったレシピはたくさん、あります。クックパッドでもよく紹介されています。

ただ、味を楽しむだけであれば、どんな料理でもいいし、熱を加えた料理でもかまわないのですが、ナットウキナーゼの血液サラサラ効果を期待したいのであれば、加熱は厳禁です。

ナットウキナーゼは70℃以上加熱すると、血液サラサラ効果は消失してしまうのです。

ちなみにムチンも熱を加えることで、ムチンの効果が消失すると言われています。

納豆はビタミンAとビタミンCを加えると完全栄養食品に!

完璧栄養食品にも見える納豆ですが、弱点があります。

それば、ビタミンAとビタミンCが納豆に含まれていないことです。

ビタミンAを含んでいる青ネギを刻んで、薬味をつけたり、ビタミンCのレモンをかけて食べるなど、工夫次第でさらなる栄養価の高い納豆になります。

納豆の注意点

素晴らしい効果を持つ納豆ですが、少し注意するポイントがあります。

ワーファリンを服用する人は食べちゃダメ!

血液サラサラの薬「ワーファリン」を飲んでいる場合は納豆は食べてはいけません。

納豆に多く含まれる「ビタミンK」は血液をサラサラにする薬のワーファリンの薬効を抑えるので、ワーファリンを服用する人には厳禁です。

食べ過ぎに注意

健康に良いとはいえ食べ過ぎはやめましょう。

納豆は一日、2パック(100g)が程度が適切な量です。

納豆に含まれる「セレン」を過剰に摂取した場合、吐き気、嘔吐、肝機能異常などの有害な症状が発生する場合あります。

このような症状が出るのは730μg/日以上の「セレン」を摂取した場合です。

納豆50g入りのパックに約120μg入っているので、一日、約5~6パック程度を食べると、セレンによる有害症状が起こる可能性が高くなります。

厚生労働省はセレン250μg/日ぐらいまでなら、セレンの悪影響を受けずに安全に納豆を食べることができるとしています。

つまり、2パック(100g)までであれば、安全に納豆による健康効果を期待することができるということになります。

まとめ

納豆の効果について解説しましたが、いかがでしょうか?

納豆には、素晴らし健康効果があります。

日頃の食事で比較的、安く簡単に入手できるとても優秀な「健康食品」です。

是非、日常の食生活に取り入れてくださいね。

納豆嫌いな方も、今一度、チャンレンジしてみてはいかがでしょうか?



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