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都会のマンション暮らしにわびしさを感じたら、ベランダ菜園で野菜を育ててみませんか? 

野菜作りがまったく未経験の初心者でも簡単に育てられるミニトマトの栽培法をご案内します。



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ベランダ菜園で野菜を育てる楽しみ

私たちが美しい花に癒されるのはもっともですが、野菜作りにはそれとは少し違う「癒し」があります。

鉢植えの花を買ってつぼみが次々に咲く様子をながめるのも楽しいのですが、種からあるいは小さな苗から育てる野菜作りは母性本能を満たすような楽しみがあります。

一人暮らしの女性なら、野菜の成長を見守るうちに家族ができたような気になるかもしれません。

朝出かける前に水をやりながら「行ってきます」と言いたくなるのが野菜たちです。ペットを飼えないマンションでも、ベランダ菜園での野菜作りなら大丈夫です。

もちろん「食べる楽しみ」があってこその野菜作りです。

自分で育てた野菜を食べる喜びは経験した人にしか分りません。

ベランダ菜園で育てられる野菜

ベランダ菜園におすすめの野菜は意外と多くあります。

プランターで育てるベランダ菜園は、作る野菜が限られているように思われがちですが、実はほとんどの野菜が栽培可能です。

初級と中級の違いは、害虫のつきやすさ、病気になりやすいかどうか、支柱立てなどの管理の手間などによります。

特に、ベランダ菜園の「超初心者向き」としておすすめするのがミニトマトです。

プランター菜園に向いている野菜には次のようなものがあります。

4~5月から苗を育てる夏野菜

<初心者向き>ミニトマト、ゴーヤ、ピーマン、しし唐
<中級者向き>ナス、キュウリ、小玉スイカ

9~10月から種をまいて育てる秋・冬野菜

<初心者向き>小松菜、ラディッシュ(二十日大根)、小カブ、春菊、水菜
<中級者向き>ほうれん草、ミニ白菜、ミニ人参

ベランダ菜園の初心者にミニトマトをおすすめする理由

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ニミトマトが家庭菜園の初心者におすすめの理由を紹介します。

害虫がつかない

ミニトマトにはほとんど虫がつきません。したがって農薬も不要です。

せっかく自分で作る野菜だから完全無農薬にしたいですよね。それにピッタリなのがミニトマトです。

トマトとならぶ夏野菜の代表のナスとキュウリは、トマトに比べると葉ダニなどの害虫がつきやすいのが難点です。

病気にならない

ミニトマトは病気知らずのじょうぶな野菜です。

野菜はいったん病気になると農家でもお手上げの場合が多いので、初心者には病気に強いミニトマトがおすすめです。

手間がかからない

ミニトマトの栽培にかかる手間といえば、後で説明する「支柱立て」と「脇芽とり」くらいです。

水切れに強く4~5日留守にしても大丈夫

トマトの原産地は南米のペルーの乾燥した高山地帯です。したがって水切れに強く、旅行で4~5日水やりができなくても平気です。

むしろ水のやりすぎに気をつけたい野菜で、実の甘味が少なくなります。

美味しく品種も豊富

ミニトマトは家庭菜園のいちばん人気の野菜で、品種の数がどんどん増えています。

甘みの強いもの、細長いもの、黄色いもの、ミニトマトとしてはすこし大ぶりなもの、などいろいろあって好きなものが選べます。

ベランダ菜園1年目は、ミニトマトだけを2~3種類育ててみるのも面白いと思います。

沢山、長期間収穫できる

ミニトマトが多くの野菜を育てられないベランダ菜園に向いている何よりの理由は、1本のミニトマトからたくさんの実が長期間収穫できることです。

トマトはミニでも株は人の背丈くらいの大きさまで育ち、たくさんの黄色い花を咲かせて、そのすべてに間違いなく実がつきます。

4月末に苗を植えると6月末くらいから収穫でき、10月初めころまで収穫し続けることができます。8~9月には株が成長しているので収穫量も増えます。

ベランダ菜園の準備はホームセンターで揃う!

ミニトマトの苗やプランターなどの資材はすべてホームセンターで揃います。

必要な資材・道具は次の通りです。

<ミニトマトの苗>
トマトの苗は、4月中頃から5月初めにかけて入荷します。

植え付けはゴールデンウィーク前後が最適ですが、ホームセンターは早出しする傾向があるのでその頃には良い苗が残っていないことがあります。少し早めに買っておくとよいかもしれません。

苗の価格は安いもので1つ50円、高いものでは300円代のものがあります。どちらも育てやすさにあまり変わりはありません。

<プランター>
プランターには合成樹脂製、木製、素焼きの陶器の3種類があります。

ミニトマトには軽くてお値段が安い合成樹脂製のものがおすすめです。すこしオシャレなベランダ菜園にしたいときは木製のものがよいかもしれません。合成樹脂製のものは400円くらいから、木製のものは1500円くらいからあります。

プランターの大きさは60×20㎝以上、深さ20㎝以上のものなら何でもOKです。大きくて土の量が多いほど育ちは良くなりますが、移動しやすい大きさにしておきましょう。

<野菜用培養土>
野菜を育てるのに適した土が袋に入って販売されています。

15~20リットルで400円前後です。あまり安いものを選ぶと質の悪いものに当たる可能性があるので、中くらいの価格のものが良いでしょう。

栽培1ヶ月に必要な肥料はあらかじめ入っています。

<液体肥料>
肥料は、1週間に1度、水やりのときに水に薄めて使う液体肥料がおすすめです。

よく使われている液体肥料に「ハイポネックス」800ml 653円などがあります。1000倍程度に薄めて使うので1本でかなり長持ちします。

<支柱>
トマトの茎は柔らかいので支える支柱が必要です。プランターの場合は1~1.5mくらいの支柱を用意しましょう。

<ジョウロ、移植ごてなど>
その他に、苗を植えるときに使う移植ごて、水やりのジョウロ、トマトの茎を支柱に結びつける麻ひもが必要です。

ベランダ菜園でのミニトマトの育て方と注意点

ベランダ菜園でのミニトマトの育て方の手順について解説します。

苗の植え付け

  1. プランターに培養土を入れます。びっしり入れずにプランターの縁から2~3㎝余裕を持たせます。水をやったときに土が流れないためです。
  2. プランターの土に支柱を差します。センターにさすと固定できないので、プランターの長い方の側面に沿って指し、プランターにぐるりと巻きつけた麻ひもに支柱を結びつけます。ベランダのフェンスを利用して固定するのもいいでしょう。
  3. プランターのセンターに移植ごてで植え穴を掘って、購入した苗を植え付けます。
  4. ジョウロで水をたっぷりやって、植え付け完了です。

脇芽取りなどの管理と収穫

<脇芽取り>
トマトの管理でもっとも大切なことは「脇芽取り」です。トマトは茎と側枝の間から脇芽が出て、どんどん成長します。放置すると枝葉が混み合って「ミニジャングル状態」になります。目についた脇芽はそのつど指でつまんで取り去りましょう。

<水やり>
水やりは5~6月なら3日に1回、7~8月なら2日に1回くらいが適当です。トマトは水切れに強いので、葉がすこししおれるのを見てから水やりをしてもいいくらいです。水をやりすぎると根腐れの原因になるし、甘みも少なくなります。

<肥料>
液体肥料は1週間に1回、規定の濃度に薄めて与えます。毎週日曜日など、曜日を決めておくと忘れません。肥料が濃すぎると枯れてしまうので注意してください。

<収穫>
実が赤く色づいたら収穫の合図です。熟した実が割れるようなら水のやりすぎなので注意しましょう。畑で育てると雨の後によく実割れしますが、屋根のあるベランダはその点好都合です。

ミニトマトが終了したら秋野菜の種をまこう

9月の末頃になるとさすがのミニトマトもくたびれてきて、実付きが悪くなります。

思い切って処分して、空いたプランターに秋冬野菜の種をまきましょう。土はそのままでもOKなので、トマトの太い根を取りのぞいて移植ごてで土をかき混ぜてから種まきします。

初心者用の秋冬野菜はすでにご紹介したように、小松菜、ラディッシュ、小カブなどです。10月初めに種まきしたら、11月中頃から収穫できます。

まとめ

ベランダ菜園だと言っても、ミニトマトは2~3株育てると、最盛期には毎日食べきれないくらい収穫できます。

野菜作りの楽しみが味わえたら、来年はピーマンやキュウリなどにもチャレンジしてみてください。ゴーヤで緑のカーテンを作るのもいいですね、冷房代の節約にもなります。

いかがですか?

実は、初心者でも思っているよりもベランダ菜園での野菜作りは簡単です。

自分で野菜を作り、食べる楽しみは、あなたの生活に潤いを与えてくれると思いますよ。

是非、チャレンジしてみてくださいね。



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