「らっきょう」の効能・効果について解説していきます。

シャキシャキとした食感で、カレーの付け合わせとして登場する「らっきょう」。

ピリ辛らっきょうや大粒のらっきょうなど、スーパーでもあらゆる種類のらっきょうの漬物が販売されています。

そんな「らっきょう」には、優れた健康効果が潜んでいるのをご存じでしょうか?

そこで今回は、「らっきょう」の栄養素が持つ効能・効果について紹介します。



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「らっきょう」とは

「らっきょう」はネギ科の植物で食用として人気の野菜です。

中国が原産だと言われています。

主に、膨らんだ根の部分を食用として食べます。

似たような野菜に「エシャロット」や「島らっきょう」があります。

実は、エシャロットは「らっきょう」と同じ品種で、根っ子部分を少し土で覆い、根の部分が長くなるよう育て、若いうちに収穫した野菜です。

島らっきょうは、品種が違う同じ仲間の野菜です。

これらは、基本的に同じ野菜なので「らっきょう」と同じ効能・効果が期待できると言えます。

それでは、らっきょうに期待できる効能・効果を次から紹介します。

らっきょうの栄養素

らっきょうに含まれる栄養素について紹介します。

「らっきょう」には、さまざまな栄養素が含まれていますが、特に、効能・効果が来た出来る成分は、次の通りです。

効果が期待できる主な栄養素
  • 【カリウム】:むくみ解消、高血圧予防
  • 【硫化アリル(アリシン】:動脈硬化予防、抗酸化作用、殺菌作用
  • 【植物繊維(フルクタン、サポニン)】:腸内環境改善、便秘改善
  • 【パントテン酸】:ストレス解消

らっきょうの効能・効果

らっきょうの効能・効果について詳しくみていきましょう。

血液サラサラ(動脈硬化予防)の効果

らっきょうには、血液をサラサラにする効果が期待できます。

その効果をもたらしてくれるのは、「硫化アリル(アリシン)」。

これは、ネギやニンニクなどにも含まれている辛みや臭いの成分です。

硫化アリルは、血液の凝固を遅らせて、血液をサラサラする作用があります。

さらに、硫化アリルは、善玉コレステロールを増やして、悪玉コレステロールを減らす効果がみられます。

これにより、動脈硬化を予防し、心筋梗塞、脳梗塞など防ぐことが出来たいできます。

疲労回復の効果

らっきょうには「疲労回復」の効果が期待できます。

らっきょうとビタミンB1と一緒に摂取すると、疲労を回復する効果があります。

らっきょうに含まれる硫化アリル(アリシン)は、ビタミンB1と結合すると「アリチアミン」という成分に変化します。

そもそもビタミンB1には、糖質をエネルギーに変えて疲労を回復させる効果がありますが、体に吸収されにくいというウィークポイントがありました。

しかし、アリチアミンに変化することで、吸収率がアップ!

糖代謝がスムーズになり、疲労を効率よく回復することができるのです。

慢性疲労や筋肉疲労を回復したいときは、「らっきょう」はビタミンB1を多く含む豚肉などと一緒に食べるとよいでしょう。

ちなみに、にんにくを食べるとスタミナがつくといわれているのいは、同じく硫化アリルの効果によるものです。

にんにく料理が苦手な方は、疲労回復に「らっきょう」を代わりに食べてもOKです。

便秘解消の効果

らっきょうには「便秘解消」の効果が期待できます。

生のらっきょうには、豊富な食物繊維が含まれています。

特に、多く含まれているのが水に溶ける性質を持っ「水溶性食物繊維」です。

水溶性食物繊維は、腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす働きをし腸内環境を正常化してくれます。

その結果、腸の働きが活発になり便秘解消の効果が期待できます。

ただ、生の「らっきょう」にはとても豊富に「水溶性食物繊維」が含まれていますが、「酢漬け」などにすると、激減してしまいます。

●らっきょう【生】:18.6g/100g
●ラッキョウ【酢漬け】:1.4g/100g

その為、「水溶性食物繊維」による便秘改善の効果得る為には、「生」で食べるのが一番です。

但し、らっきょうを生で食べる習慣はあまりなく「酢漬け」で食べるのが一般的なので、その場合には、「便秘解消の効果」はあまり期待はできません。

ただ、同類の「エシャロット」も「水溶性食物繊維」が豊富なので、こちらは生で食べるの適しています。

むくみ解消の効果

らっきょうには「むくみ解消」にも効果が期待できます。

その効果をもたらすのは、らっきょうに含まれる「カリウム」。

カリウムは、細胞内のナトリウムの量を調整して、余分な塩分や水分を体外へ排出する効果があります。

高血圧予防の効果

らっきょうには「高血圧予防」にも効果が期待できます。

らっきょうに含まれる「カリウム」には高血圧の予防にも効果が期待できると言われています。

カリウムを摂取することで、余分なナトリウムが排出されて、高血圧を予防することができるのです。

塩分を摂りすぎたときや、大量に汗をかいたときなどにおすすめです。

ダイエットの効果

らっきょうには「ダイエット」の効果が期待できます。

その効果をもたらすのは、らっきょうに含まれる不溶性食物繊維の「フルクタン」。

フルクダンには血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。

血糖値の急激な上昇は、糖質を吸収し脂肪を溜め込む大きな原因になるので、ダイエットには大敵です。

その為、らっきょうを食べるとダイエット効果が来た出来る訳です。

感染症予防の効果

らっきょうには「感染症予防」にも効果が期待できます。

らっきょうに含まれる硫化アリル(アリシン)には強い殺菌作用があります。

このアリシンは「にんにく」などにも多く含まれる成分で、食中毒の予防などに用いられてきました。

また、風邪などの予防にも良いとされています。

らっきょうの注意点

優れた健康効果のあるらっきょうですが、注意したいポイントがあります。

合わせてチェックしていきましょう。

生の方が効果的
らっきょうは酢漬けで食べるのが一般的ですが、その場合、食物繊維などの栄養素が流れ出てしまい本来の効果を発揮できない場合があります。

理想は生で食べるのが一番ですが、生で食べる習慣がないので難しい面もあります。

そのため、これらの栄養素をしっかり摂取したい場合は、つけ汁も一緒に頂くのが効果的です。

刻むと効果アップ
らっきょうは一粒が大きくないため、そのままパクパク食べるのが一般的ですが、刻んでから食べるとより効果的!

らっきょうに含まれる硫化アリルは、刻んで細胞を壊すことでより薬効がアップします。

フルクタンは熱に弱い
脂肪の吸収や血糖値の上昇を抑える「フルクタン」は、熱に弱い成分。
ダイエット効果を得たい場合は、加熱料理には、使わないようにしましょう。
刻むと効果アップ
らっきょうは一粒が大きくないため、そのままパクパク食べるのが一般的ですが、刻んでから食べるとより効果的!

らっきょうに含まれる硫化アリルは、刻んで細胞を壊すことでより薬効がアップします。

フ食べ過ぎ注意
らっきょうの食べ過ぎに注意しましょう。

らっきょうに含まれる硫化アリルは、胃に刺激を与えるため、食べ過ぎると胃痛を起こす可能性があります。特に生の場合は注意が必要です。

また、中サイズのらっきょう甘酢漬け5粒で、約40カロリーと、漬物の中では高め。ダイエット効果はあるものの、食べ過ぎてはカロリー過多になってしまいます。

おすすめは1日5粒程度。

一度にたくさん食べるのではなく、毎日少しずつ摂取するように、心がけましょう。

まとめ

らっきょうの効能・効果について紹介しましたが、いかがでしょう?

らっきょうには血液サラサラ効果や、ダイエット効果など、現代人にうれしい効果がたくさん潜んでいます。

ただ、酢漬けなどにすると栄養が溶け出してしまうのが難点です。

もし、効能・効果にこだわるなら、同じような栄養素を持つ「エシャロット」を生で食べるようしてください。

生のらっきょうとほぼ同じような栄養素を含んでいるのでおすすめです。

健康が気になるあなた、食べ過ぎなどに注意しながら、毎日少しずつらっきょうのパワーを注入してみてはいかがでしょうか?


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